FP3級勉強会の第2回は「6つの係数」を学んでいきます。
参考書を読み進めて十数ページ、早速壁に打ち当たりました。
6つの係数???
終価係数、減債基金係数、年金現価係数…説明を読んでも全く頭に入ってこない…
図を見ても、うーん、よくわからん…
最終的な計算は金額に係数を掛けるだけなので、試験対策としては暗記で何とかなりそうな気がするけど、目的は資格取得ではなくその先の人生を変えること!
と言い聞かせて、がんばります。
6つの係数の覚え方
6つの係数はまず以下の3つに分類できます。
- 一括
- 積み立て
- 取り崩し
イメージで書くとこうです。
さらには
- 元本を求める場合は「現価」
- 最終的な金額を求める場合は「終価」
- 積み立ての場合は「年金」
これだけで4つの係数が整理できました。
あとは、減債基金係数と資本回収係数です。
ともに毎年の積立て額もしくは取崩し額を求める係数です。
まずは、言葉の意味を深掘りしてみましょう。
●減債基金とは?
社債や国債などの元金の償還に必要な資金を積み立てる制度、またはその積み立てた資金のこと。
出典:コトバンク「日本大百科全書(ニッポニカ)「減債基金」の解説」
減債基金とは、社債や国債などを償還する為にその必要な資金を積み立てることのようですね。
なので積み立てるのに「債」と言う言葉が含まれているんだね
実は私たちが資産形成を進めていく上で最も使う係数はこれなんじゃないかなと思います。
多くの方が将来の目標額に対してドルコスト平均法で積立をしていくと思います。
その目標金額に対して毎年どのくらいの積立てが必要になるのかなと試算する際に使う係数がこれです。
減債基金係数という覚え難い言葉もなんだか身近になってきませんか?
●資本回収係数とは?
最後の資本回収係数ですね。こちらは文字通り
「資本」を毎年「取崩し=回収」していく
と考えれば理解できますね。
どうしても覚えられない場合の裏技
どうしても覚えられない場合は、この裏技で覚えてしまいましょう。
- 左側は「げん」
- 右側は「し」
図の左側にある係数には全て「げん」の文字が入っています。
そして右側にある係数には全て「し」の文字が入っています。
まとめ
今回はFP3級の最初の壁、6つの係数を勉強しました。
6つの係数は難しい単語が並んでいるので、暗記ではなくしっかりとイメージ化して整理をしておく事がポイントですね。
次回第3回は、人生における3大必要資金「教育・住宅・老後に関する資金計画」について勉強していきます。
ではまた!
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