こんにちは、ぼんでーす!夏の甲子園、始まりましたー。
実は、ぼんパパ一家は夫婦で地方予選を見に行っちゃうくらい、無類の高校野球好きなんです。プロ野球も好きだけど、常に全力でプレイをする高校野球がやっぱり一番好きだなー。
連日、甲子園では暑い夏の戦いが繰り広げられてますが、
- 選手のヘルメットに「野球伝来150年」のシール
が貼られていることに気が付きましたか?
今年は野球が日本に伝わって150年なんだそうです。
へぇ、野球ってまだ日本に伝わって150年なんだねぇ
150年前に野球がどうやって日本に伝わってきたのか、いつから甲子園が始まったのか、そんなところを調べてみました。
この記事を見ていただくと
- 150年前に誰が日本に野球を伝えたの?
- そもそも、野球っていつできたの?
- 甲子園っていつから始まったの?
ということがわかります。
お盆の親戚の集まりにちょっとした豆知識として披露すると、へぇ~ってなりますね。
では、張り切っていきましょう~
誰が日本に野球を伝えたの?
ということで、野球伝来の歴史について調べてみたよ
1872年(明治5年)に、ホーレス・ウィルソンという方が東京大学の前身である第一番中学に伝えたのが、最初なんだそうです。
お雇い外国人として来日されたウィルソンさんは学生には運動が必要と考え、学生たちに野球を教えたとのことです。
勉強ばっかりじゃ身体も怠けちゃうよね~
ところで、この「お雇い外国人」というのは、幕末から明治にかけて政府が雇用した外国人なんだそうです。この時代の政府は、欧米の技術や学問などを積極的に日本に取り入れようとしたんですね。
そもそも、野球っていつできたの?
そもそも野球自体はいつからあるんだろう?
野球は1839年にニューヨークのクーパースタウンで始まったといわれています。
当時「タウンボール」という名前で親しまれていたようですが、
1845年にアレキサンダー・カートライトさんが、今の野球につながる規則を作ったそうです。
日本に伝来したのが1872年だから、
アメリカではその27年前に野球ができあがったんだね
当時、カートライトさんが作ったルール「ニッカーポッカー・ルール」は主に以下のようなものだったようです。
4条、ベースは4つとし、二塁と本塁の間の距離は42フィート、一塁と三塁の間の距離は42フィートとする。
出典:アレクサンダー・カートライト – Wikipedia
8条、先に21点を取ったチームが勝ちとなる。
9条、投手が投げるべきにするボールは打者のハットに向けて投げないとする。
10条、打者が一塁線、三塁線より外に打てたボールは、ファウルとする。ファウルはストライクと数えない。
11条、打者が3度空振りし、3度目の空振りのボールを捕手が捕球するか、フライを取るか、ワンバウンドで野手がボールを掴むとアウト。だが、野手が失策して掴まなかったら、打者が走者で塁に立てる。
12条、打者が打ったゴロ球、ワンバウンド球、フライ球を掴み取るとアウトにする。
13条、走者は野手によりボールに触れられるとアウトとなる。だが、走者にボールをぶつけることは禁止される。
15条、3つのアウトで攻守を交替する。
16条、投手は1つのイニングから打者へのストライクを取るべきにする。
18条、打者が打ったファウルの球をストライクにならないとする。
20条、野手が打者の打った打球のバウンドを許すと失策にする。
当時はイニング制ではなく、先に21点を取ったチームが勝ちだったようですね。
投手戦になったら、いつまでも終わらなそうだね
また、捕球アウトはフライだけでなくワンバウンドでもアウトだったみたいです。
余計に点が入らなさそうだ~
今とは少しルールが違ったんですね。
甲子園っていつから始まったの?
1872年に日本にホーレス・ウィルソンさんにより伝わった野球は、その後日本での広がっていきます。
そして、大正に入った1915年(大正4年)、全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の甲子園大会)が始まりました。
このときにはまだ甲子園球場がなく、第1回大会と第2回大会は大阪府の豊中グラウンドで開催されました。第3回大会から第9回大会までは兵庫・鳴尾球場で開催され、1924年(大正13年)の第10回大会から甲子園球場での開催となりました。
ちなみに同年1924年に全国選抜中等学校野球大会(現在の春の甲子園大会)が始まりましたが、甲子園球場の完成が7月だったことから、春の選抜大会では翌1925年の第2回大会より使用するようになりました。
春の選抜第1回大会は、愛知県名古屋市の山本球場で開催されたんだって。
甲子園球場以外で行われた唯一の選抜大会なんだって。
まとめ
というわけで、今回は「野球伝来150年」について調べてみました。
アメリカから伝わったんだろうなーとは思っていましたが、教師として来日された方が東京大学の学生の運動のために伝えたのが初めてだったとは知りませんでした。
夏の甲子園大会も今年で104回を迎えます。
お盆休みに入って家族で夏の甲子園を見る機会があったら、ヘルメットのシールに注目してみてください。
ではまた!
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